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チーム医療

緩和ケア

- palliative care -

緩和ケアチームのご案内

(にこにこさぽーとチーム)

緩和ケアチームについて

  • 当院は、高度医療専門病院であるがゆえに、治療中のこども達の多くが疾病や障がいとともに生活しています。今後も医療の進歩とともにそのようなこども達は増えていくかもしれません。
    このような状況下で、「こどもの最善の利益」を常に念頭において、こどもと家族が安心して治療を受けることができ、治療方針をともに考えていくために、2012年4月より、緩和ケアチームを発足させました。

チームの方針と目標

  • 緩和ケアとは、病気に伴う体と心の痛みを和らげ、生活やその人らしさを大切にする考え方です。
    こども自身が治療の中でつらい思いをしたとき、一緒に考え、相談し、ひとりで抱え込まないようにお手伝いしたいと考えています。そして、少しでも楽しい気持ちを感じ、療養の中に穏やかな時間が持てるよう努めます。

    また、ご家族も日々の療養生活の中で、お子さまと一緒に様々なお気持ちを経験し、感じておられるでしょう。お話を伺い、そのような思いを共有することはとても大切なことです。一緒にお子さまを支える仲間として聞かせてください。


チームメンバー

  • 身体症状の緩和を担当する医師、精神症状の緩和を担当する医師、看護師(小児専門看護師、緩和ケア認定看護師を含む)、薬剤師、臨床心理士など多職種で構成しています。

具体的活動

小児がんだけでなく、緩和ケアを必要とするすべてのこどもたちへの対応をしています。

こどもたちとご家族のつらさを軽減し、安心して治療を受けられるようサポートしていきたいと考えています。病気・治療に伴う痛みや苦痛の緩和などの身体に対するケアだけではなく、こどもへの病状説明の際などの心理的ケアや、両親やきょうだいへのサポート、終末期における在宅医療への移行、倫理的問題などさまざまな課題について検討を重ねながら、主治医らと協力してチーム一丸となって活動しています。