診療科・部門・センター
代謝内分泌科

午前 9:00~12:00 午後 13:00~17:00※

※受付は診療終了時間の30分前までにお願いします。
※待ち時間緩和の為、診療を2診体制で行うことがあります。

住所:〒650-0047 神戸市中央区港島南町1丁目6-7
電話(078)945-7300(代表)

診療の特色

小児の大きな特性である成長と成熟にかかわる疾患を担当しています.兵庫県下では小児内分泌疾患に関して中心的役割を果たしています。

私たちは次のような患者様を専門的な立場から診療しています。

  • 身長の伸びが悪い。身長の伸びが良すぎる
  • 体重が増えない。やせてきた.体重が増えすぎる
  • 頸部(甲状腺)が腫れてきた
  • 年齢が小さいのに乳房が大きくなってきた。陰毛が生えてきた。初潮が早い時期に来てしまった.。思春期が遅い
  • O脚がある・カルシウム、ビタミンDが不足していると指摘された
  • 色が黒い。多毛がある
  • 外性器の形が気になる
  • のどが渇く。水をたくさん飲むようになった。尿の回数や量がふえてきた
  • 糖尿病の疑いがあると言われた

当院は、日本内分泌学会、日本糖尿病学会の認定教育施設として、内分泌専門医・糖尿病専門医をめざす小児科医の研修支援を行っています。

疾患と症例

低身長

成長ホルモン分泌不全性低身長、SGA性低身長、ターナー症候群、プラダーウイリ症候群などの成長ホルモン治療対象疾患の診断、治療をおこなっています。

甲状腺の病気

甲状腺機能低下症、バセドウ病、橋本病など小児期に発症するすべての甲状腺疾患の診断と治療をおこなっています。

思春期の異常

思春期早発症、思春期遅発症など思春期発来に関連する疾患の診断と治療をおこなっています。

骨・カルシウムの病気

O脚をきっかけとして発見されるくる病は整形外科と連携して診断、治療にあたっています。ビタミンD、カルシウム代謝の異常による疾患の診断、治療をおこなっています。

副腎の病気

主に新生児マススクリーニングにて先天性副腎過形成がうたがわれた患者様の診断、治療をおこなっています。

性分化の異常

出生時に外性器異常を指摘された患者様を他科と連携して集学的治療にとりくんでいます。

糖尿病

医師、看護師、栄養士、薬剤師の多職種との横の連携によるチーム医療をおこなっています。インスリンポンプ治療、持続血糖モニタリングなどにも対応しています。

肥満、生活習慣病、高脂血症

主に症候性肥満の診断、治療をおこなっています。

家族性高脂血症などの高脂血症の診断、治療をおこなっています。

スタッフ

尾﨑 佳代(おざき かよ)
役職:
代謝内分泌科 部長
資格等:
所属学会:
松本 真明(まつもと まさあき)
役職:
代謝内分泌科 医長
資格等:
所属学会:
曽根原 晶子(そねはら しょうこ)
役職:
代謝内分泌科 フェロー
資格等:
西藤 知城(代謝内分泌科)(さいとう ともき)
役職:
代謝内分泌科・総合診療科 フェロー
資格等:
所属学会:
柏坂 舞(かしさか まい)
役職:
代謝内分泌科・救急科 フェロー
所属学会:

外来診察担当医

 
午前-曽根原・松本尾﨑・松本西藤・曽根原尾﨑・西藤
午後担当医曽根原・松本尾﨑・松本西藤・曽根原尾﨑・西藤
※完全予約制です。
…初診受付
※急な学会・出張等で休診・代診になる場合がありますのでご了承ください。

診療実績

診療統計

外来新規患者数は年間500人前後、外来再診患者数は月に700人前後となっています。緊急に治療が必要な重症の患者様や、詳しいホルモン検査が必要な患者様は入院となります。入院患者数も年々増加しております。兵庫県下では、小児内分泌に関する限り当科は中心的役割を果たしていると自負しております。また、全国の主要な小児病院や大学病院の小児代謝内分泌部門との連携も可能であり、患者様ご家族が遠方に転居された際にも適切な医療機関を紹介する事ができます。また、学会活動にも積極的に参加しており、そこで得られた最新の知識、技術を患者様に対する診療に生かせるよう常に努力しています。また、遺伝子診断にも積極的に取り組んでいます。

2023年度

外来患者(新患)

患者数
低身長症158
甲状腺疾患33
性腺疾患109
副腎11
糖代謝異常36
肥満20
マススクリーニング
 先天性甲状腺機能低下症15
 先天代謝異常症2
 先天性副腎過形成5
その他110
506

入院患者

患者数
低身長症30
糖代謝異常26
性腺疾患8
甲状腺疾患13
副腎疾患9
肥満1
マススクリーニング26
その他24
137