医療関係者の⽅へ
保険薬局の方へ

院外処方箋について

疑義照会手順

当院発行の院外処方箋に疑義がある場合は、当院にお電話いただき、以下のとおり内容に応じて該当する呼び出しを依頼してください。

  • 当院では、賦形剤としてEFC乳糖(乳糖「ホエイ」EFC;マイラン製薬)を使用しています

院外処方箋の問い合わせ簡素化プロトコルの運用について

調剤上の典型的な変更に伴う疑義照会を減らし、患者さんへの薬学的ケアの充実および処方医師や保険薬局の負担軽減を図る目的で「院外処方箋の問い合わせ簡素化プロトコル」を運用しています。                                         本プロトコルを運用するにあたり、まず「プロトコルの趣旨および各項目の詳細について」を視聴してください。その後、動画内に表示されているQRコードから確認テスト(Google form)を受けていただき、合格することが必須となります。 確認テスト合格後、合意書の病院控及び保険薬局控を作成し、両方を下記のこども病院薬剤部宛に郵送してください。テスト合格確認後、当院から合意書(保険薬局控)を送付します。この合意書受領によりプロトコル締結となります。

プロトコルに基づき処方内容を変更して調剤した場合は、「事前プロトコルに基づく変更調剤報告書」に変更前後の内容等の必要事項を記載した後、該当処方箋と併せて FAX にて当院薬剤部にご連絡ください。

兵庫県立こども病院 薬剤部

住所:〒650-0047 神戸市中央区港島南町1丁目6-7                                      FAX:078-945-7310                                                               受付時間:平日9:00~17:00

院外処方箋の問い合わせ簡素化プロトコル問い合わせ先

TEL:078-975-7300(代表) 薬剤部 薬薬連携担                                     受付時間:平日9:00~17:00

処方内容に変更が生じた場合

変更後の処方箋、及び疑義照会内容を薬剤部にFAX送信してください。

兵庫県立こども病院 薬剤部

FAX:078-945-7310

調剤過誤が発生した場合

保険薬局で調剤過誤が発生した場合は、発見後すみやかに保険薬局から薬剤部へ電話連絡をするとともに、調剤過誤概要報告書(様式1)及び当該処方箋を提出してください。
また処理がすべて完了後、調剤過誤報告書(様式2)を提出してください。

後発医薬品調剤報告書による情報提供について

後発医薬品の情報提供について、従来は後発医薬品の変更調剤されました場合に、当院へのFAXによる情報提供をお願いしておりましたが、今後は不要とさせていただきます。(一般名処方の変更を含む)。患者様に対する「お薬手帳」や「お薬説明書」での情報提供を徹底していただきますようお願いいたします。

調剤薬局との連携について

調剤薬局、当院薬剤部間の情報共有について(院外処方箋用)

(1)調剤薬局から当院へ情報提供いただく場合

患者さんから聞き取ったアドヒアランスに関する情報など、即時性は低いが処方医師へフィードバックしたほうが良い情報について「施設間薬剤情報提供書①(調剤薬局→病院)」で情報提供願います。

下記書式をダウンロードして、必要事項をご記入いただいたあと、当院薬剤部宛にFAX送信してください。
(FAX:078-945-7310)

施設間薬剤情報提供書①(調剤薬局→病院)書式(院外処方箋用)
施設間薬剤情報提供書①(調剤薬局→病院)の流れ

注意事項

施設間薬剤情報提供書①(調剤薬局→病院)による情報伝達は疑義照会ではありません。疑義照会及び即時性の高い情報は処方医師に電話連絡(TEL:078-945-7300)をしてください。

(2)当院薬剤部から調剤薬局へ情報提供する場合

入院前の内服薬を変更または中止した患者さんについてその理由や変更後の状況等を患者さんの同意を得た上で、「施設間薬剤情報提供書②(病院→調剤薬局)」を用いてかかりつけの調剤薬局に情報提供させていただくことがあります。情報提供書は基本的にFAX送信しますが、かかりつけ薬局がないまたは不明の場合は患者さんに持参いただきます。

当院薬剤部から返信を希望する場合や追加情報、その他何かありましたら、下記施設間薬剤情報提供書【返信用シート】③にて、当院薬剤部へFAX送信願います。

施設間薬剤情報提供書【返信用シート】③(調剤薬局→病院)書式

外来での注射抗がん剤治療について(連携充実について)

がん化学療法レジメン

兵庫県立こども病院では、原則、全ての化学療法レジメンについて、化学療法レジメン部会で審査して承認されたレジメンを採用しています。がん化学療法レジメンの公開は保険薬局や地域の医療・介護関連機関と連携し、より質の高いがん診療を推進、提供するために行っています。そのため、公開するレジメンは、採用レジメン全てではなく、外来での使用頻度が高いもののみを掲示しています。ご理解をよろしくお願い致します。また、公開するレジメンは、標準的なものであり、患者の状態によって主治医により投与量やスケジュール等が変更される場合があります。

公開するレジメンについて、無断転用や保険薬局や地域の医療・介護関連機関による適切な投与管理の実践以外を目的とした使用は禁止と致します。

治療情報提供書・服薬情報提供書(化学療法用)

兵庫県立こども病院では、がん化学療法における治療の状況等を共有するために2種類の様式を作成しています。

・治療情報提供書:病院→保険薬局への情報提供用

・服薬情報提供書(トレーシングレポート):保険薬局→病院への情報提供用

当院からは、外来でがん化学療法を受けられている患者に、前コースでの治療内容や有害事象発現状況・対処内容などについて記載した治療情報提供書を交付します。患者が保険薬局の窓口で提示されますので、治療情報をご参照ください。

保険薬局様におかれましては、現コースでの患者の服薬状況や有害事象マネジメント等に関する内容について、当院への情報提供に、服薬情報提供書(トレーシングレポート)をご活用ください。当院HPから様式をダウンロードしてご記入いただき、当院薬剤部までFAXで送信してください。

《注意》本情報提供書による情報提供は疑義照会ではありません。疑義照会の場合は、『院外処方箋について』ページをご参照ください。

連携充実加算に関連した問い合わせ(レジメンに関する照会など)

レジメンに関する照会や患者の状況に関する相談及び情報提供の様式はこちらの『情報収集シート』をご使用ください。

《注意》患者の現コースでの服薬状況や有害事象マネジメント等に関する内容については、上記の『服薬情報提供書』をご使用ください。

兵庫県立こども病院 薬剤部

FAX:078-945-7310

連携充実加算・特定薬剤管理指導加算2を対象とした外来がん化学療法に関する研修会

1年に1回、当院にて標記研修会を開催いたします。対象は化学療法に関わる職員、当院処方を応需している兵庫県内の保険薬局薬剤師です。

※R6年度は終了いたしました。